家づくりのこと

GRAFTEKT(グラフテクト)さんのショールームに行ってきました!

2022/03/04

こんにちは。
デザイン工務店運営事務局の渡邉です。


デザイン工務店でもよく登場する、おしゃれキッチンで有名な「GRAFTEKT(グラフテクト)」さん。
今回は広島にあるショールームにお邪魔してきました。


ショールームに行くメリットや、キッチン選びのポイント、おすすめの商品などを教えていただきました。


ショールームに行った感想は、
「リアルに商品を体感すると、欲しいものが分かる!」
でした。


キッチン選びの参考に、ぜひ読んでみてください♪






憧れのキッチンが並ぶショールーム!
商品に真っ先に触れたい気持ちをぐっとこらえて…
まずはGRAFTEKTさんについて、詳しくインタビューをしてみました。


GRAFTEKT誕生の由来


GRAFTEKT誕生の由来を教えていただけますか?


GRAFTEKTはキッチンハウスの姉妹ブランドとして誕生しました。
キッチンハウスはオーダーメイドのキッチンブランドです。

そこで使用しているものをパッケージ化し、素材やスペックは変わらずデザイン性も高いまま価格帯を抑えたキッチンになります。
「ユーザー目線での“選びやすさ”」を大切にしているブランドです。

なるほど、長年キッチンハウスというオーダーメイド製作で培ってきた、「ユーザー様のニーズを聞く」という中で生まれたブランドだからなのかもしれませんね。

また、「家具のような佇まいのキッチンを暮らしの真ん中に」というコンセプトにもある通り、デザイン性の高さや、LDK全体の空間づくりも特徴の一つです。

LDKで一番目立つ部分のキッチンをおしゃれにすることで、LDK全体が洗練された空間になります。
オプションにはなりますが、TVボードなどのリビング家具もあります。
揃えていただくことで、「色」や「素材感」だけでなく「高さ」も統一され、より均整の取れた美しい空間になります。


確かに、他ブランドの家具などで、ちゃんと合わせようと思うと…
なかなか見つけることは難しいですよね。
そうなってくると、もうお家まるごとGRAFTEKTさんに作ってもらいたくなりますね!

たまに「洗面台もありますか?」というご質問もいただきます。(笑)
残念ながら洗面台はまだないんです。



価格について


それでは、次にやはり気になる「価格」について教えてください!


GRAFTEKTでは11種類のキッチンレイアウトがあります。
価格はどのレイアウトを選んでいただいても、標準の場合は全て85万円(税込93.5万円)なんです。※
カラーも8色ありますが、どれでも同じ価格。
サイズも何パターンかありますが、どれでも同じ価格。

※オプションを選ばれる場合はオプション料金が加わります。
※価格は取材時のものです。2022年3月30日よりメーカー希望小売価格の改定があります。
詳しくはGRAFTEKTさんの公式サイトにてご確認ください。

これもコンセプトである「選びやすさ」からこのような価格設定になっています。

例えば、他社様だとレイアウトによって価格が変わる場合が多いです。
一般的にはアイランドだと高い…など。
値段が高くてアイランドを諦めていたユーザー様も、GRAFTEKTなら選んでいただけます。


確かに、選ぶ側としてはシンプルでわかりやすいですね。
「レイアウト選ぶ」→「色選ぶ」→「サイズ選ぶ」という風に順番に一つひとつ選べばいいですもんね。値段を気にせずに。
かつおしゃれというのはすごい。


キッチンからはじまる家づくり


では、具体的に家を建てるときに、GRAFTEKTのキッチンにするにはどうしたらいいですか?


よくお伝えしているのが、
「できれば間取りが決まる前にキッチンレイアウトを選んでいただきたい。」
ということです。

なぜかというと、間取りが先に決まってしまうと、希望のレイアウトが選べない場合があるからです。
その場合は、希望のレイアウトを諦めるか、工務店さんに間取りをもう一度調整し直してもらう必要が出てきてしまいます。
やはり、そうなると時間も手間もかかりますし、工務店さんの負担にもなります。

「選びやすい」というメリットを活かすには、間取りを決める前がベストだと思います。

実際に、今はユーザー様主導で工務店さんからの問い合わせも増えています。
工務店さんの担当者さんと一緒にショールームに来られる方もいらっしゃいます。


確かに、せっかくのあこがれのキッチンを入れるのに、レイアウトの制約が先にあるのはちょっともったいないですよね。
工務店さんの中にはGRAFTEKTのキッチンを標準にしていらっしゃるところもあるのでしょうか?

もちろんありますし、まだ一度もGRAFTEKTのキッチンを入れたことのない工務店さんでも、最初に一度取引契約を交わせば専用のアカウントを発行します。
その後はWEB上で見積もりや発注などができるようになります。
ショールームとWEBで完結している仕組みになっているので、非常にスピーディですし、手間もかかりません。



すごい…欧米みたいですね!
社風もそのような感じなのでしょうか?


社風としては、常にトライ(挑戦)をしているのが特徴でしょうか。
挑戦からの成功と失敗を糧に、修正とブラッシュアップを繰り返しています。
WEBオーダーという業界初の試みが成功しているのもその一つです。
また、修正に対する動きの速さも特徴的です。
それを支えているのは、やはり徹底したお客様目線とトップのリーダーシップによるものかもしれません。

ちょっと面白い会社の仕組みとして、新卒だけでなく中途採用にも入社式があるということです。
地方勤務でも必ず社長に会う機会があります。
エンドユーザーと社員をしっかり見て方向を定めていると感じています。



スタッフさんの個人的なおすすめ


速水さんの個人的なおすすめ商品をぜひ教えてください!


レイアウトのおすすめは「デュエ」です。


メリット①:広い


2列型でキッチンに同時に複数人が立つことができます。
今の時代、夫婦二人でだったり、子供とだったり…キッチンは家族全員が立つスペースです。
複数人で作業しても快適なスペースがあります。
通常ペニンシュラだと横幅260cmが一般的ですが、デュエだと前後合わせて185cmと185cmで370cmにもなります。
また、作業スペースの下は収納になるので、収納量も大きいです。

メリット②:動線がいい


調理・洗う・火を使う・盛り付けなどの動作が回転でいける動線になっています。
ダイニングテーブルをシンクと横並びにすれば、さらに配膳の動線も良くなります。


メリット③:アイランド型にもなる


ショールームにあるレイアウトだと、シンク側の壁を無くせば回遊できるアイランドにもなります。
通常アイランド型は広い間口が必要になりますが、デュエならコンパクトですみます。


メリット④:コンロの位置


コンロが壁側になるので、よく心配される煙や油はねも防ぎやすいです。


ペニンシュラにしようと思ってたけど、ショールームに来て「デュエ意外にいいな」というユーザー様も多いです。


確かに、ペニンシュラにして、収納足りないな…ということで後から棚などを買い足すなら、初めからこの形もありかなと思います。
油はねなども「確かに!」と思いました。


元々間取り(図面)が決まっていたり、そもそも多様なレイアウトをご存知ない方も多く一般的なペニンシュラの採用も多いですが、特徴を体感して頂くと選びやすさからもデュエにしたい!という方も多く、GRAFETKTでは実に4割の方が採用を決定されています。
やはり、間取りが決まる前にショールームに来ていただいて、ぜひレイアウトを体感していただきたいなと思います。
そうすると、デュエという選択肢も候補に上がってくるかもしれません。


そうですね、私も体感してみて「デュエいい!」ってなりました。
せっかく11種類から選べるのに選択肢が減ってしまうのはもったいないですもんね!
カラーのおすすめもありますか?


カラーおすすめは、「べトングレー」×「ノッティブラウン」のツートンカラーです。
基本は単色ですが、ツートンも3パターンあります。
デュエなら前と後で色を分けたり、吊戸棚だけの色を変える…などの組み合わせが可能になります。
デュエ×ツートンカラーは個人的にすごくおすすめです。


メーカーのスタッフさんとして、これから家づくりやキッチン選びをされる方へのアドバイスはありますか?


キッチンのレイアウトを決めると、LDKのプランもしやすくなるということでしょうか。
まずはプランが決まる前に、ショールームでレイアウトを体験し、気に入ったものを決めていただく。
キッチンレイアウトが決まれば、ダイニングスペースやリビング、水まわりへの動線も決まってきます。

もし、キッチンレイアウトを決めずに他を決めた後、やはりレイアウトを変えたい…
となった場合は、手間も時間もかかり、迷いも多くなってしまいます。

今は、キッチンは家族全員が立つ場所であり、生活の中心だと思えば、そこから決めていくというのは自然で、おすすめです。





展示商品紹介


それでは、いよいよ展示商品のご紹介にうつります!


【展示①】



レイアウトは「人が集まる」という意味のポポラート。
キッチンとダイニングが一体型のキッチンです。
動線の良さ、特に配膳の動線が特徴のレイアウトです。
調理したものをそのまま出せて、お皿を片付けるのも楽ですね。
ダイニングとして使っていないときは、作業スペースとして使えます。
よく工務店さんのモデルハウスなどでも見かける型です。

見て頂くと大きなキッチンに感じるかもしれません。ただ同じようにキッチンの横にダイニングテーブルを並べるスタイルにすると、一般的なペニンシュラ+ダイニングテーブルで全長4m超える事が多いのですが、ポポラートだと4人掛けのスタイルでありながら全長3m60cmなので、意外とコンパクトなサイズになっています。


カラーはメルクリオ。重厚感のある素材で、インパクトと存在感があります。
ベトングレーを希望して来られる方も多いですが、実際にメルクリオを見ると「こっち良いな」となるユーザー様も実は多いです。



なるほど、その他おすすめの箇所はありますか?

この背面にある収納「フルトール」もおすすめです。
何がおすすめかというと、見ての通りのずば抜けた収納力です。
パントリーがいらないくらいの大きさです。

こちらはバックセットなので、キッチンの価格には入っていないのですが、バックセットも価格がシンプルで選びやすい設定になっています。
横幅と奥行きの違いによって値段が決まっています。
フルセパレート・ハーフトール・フルトールと3種の型がありますが、同じ横幅と奥行きならどの型でも価格は同じです。


フルトールには3つ扉があり、両サイド→めちゃくちゃ入ります。
下にある3段の引き出し→めちゃくちゃ入ります。
真ん中の扉→家電を入れられ、扉で隠すことも、扉が邪魔なときはサイドにしまうこともできます。


フルトールの収納力には声をあげて驚きました!
確かにパントリーいらなそうなくらいの大きさですね。
しかも、扉で隠したり、扉自体をしまえたり…これで他の型と同じ値段なんて、さらに驚きです。
フルトールのカラー違いもぜひ本物を見てみたいと思いました。


【展示②】



レイアウトはデュエ。カラーは大人気のベトングレー。
GRAFTEKTのキッチンの天板に使用されている素材は、汚れに非常に強い素材です。
汚れや水分が浸透しないので、例えば醤油などをこぼして放置してしまったとしても、中性洗剤などを使って簡単に落とすことができます。


コンロはIHかガスを選択できます。
レンジフードはTAJIMA製で自社で作っているものです。
デザイン的にもシンプルで、カラーは黒・白・ステンレスから選べます。
デザインだけでなく、時計やキッチンタイマー機能もついていて便利です。
また、掃除もしやすいのですが、一番特徴的なのはファンまで取り出せること。
ワンタッチで外してお手入れができます。

キッチン設備については、

■レンジフード:TAJIMA
■コンロ:リンナイ(ガス)、日立(IH)
■水栓:三菱ケミカル・クリンスイ
■食洗機:リンナイ

が標準になります。
オプションも用意があります。

※展示の食洗機はオプションのBOSCH。

レンジフードは嬉しい機能がついてますね。
水栓はオプションでタッチレスを選ぶこともできるんですね。

ショールームのご紹介


ショールームの見学はあっという間に終わってしまいました。
想像以上におしゃれなキッチンでした。
また、写真でみるものと実物は印象が違いました。
ぜひ実物を見て触れていただきたくことをおすすめします。

最後に、今回お邪魔した広島ショールームや各地のショールームのご紹介です。

広島ショールーム



広島ショールームがあるのは、広島の中心部にある「おりづるタワー」の9F。
元々は姉妹ブランドの「キッチンハウス(kitchenhouse)」のショールームがあり、同じフロアにグラフテクトさんの展示が始まったのが、2021年8月。

お客様は広島県内だけでなく、山口県や愛媛県など、周辺地域からもいらっしゃるそうです。

バスや路面電車、車でもアクセスが非常に良い立地です。
(専用駐車場はないので、近くの有料パーキングになります。)

さすがはおしゃれキッチンの代表、エントランスもおしゃれ。


そして…ベランダからの眺望が素敵!
見学の合間にひと息つくのも◎。
原爆ドームの真横です。


今回ご案内いただいた、ショールームスタッフの速水さんと風呂迫さん。
とても話しやすい、素敵な方々でした。
ご案内いただきありがとうございました!

全国のショールーム


全国各地にショールームがあります。
ぜひお近くの(お近くでなくても!)ショールームに行って、グラフテクトさんの商品を体感してみてください♪
また、展示のないレイアウトやカラーなども、その場で参考写真を見せていただくこともできます。



WEBサイトやInstagramにも参考になるものがいっぱい!

■GRAFTEKT(グラフテクト)
【公式サイト】:https://graftekt.jp/
【公式Instagram】:https://www.instagram.com/graftekt/

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