実家の敷地内に建築予定で考えていたHさん。中村住宅工業の規格住宅LOAFER(ローファー)の平屋+αで暮らしやすそうな間取りが気に入ったが、間口の狭い土地なのできっと無理だろうと断念しかけていた。しかし、同シリーズには大きさや玄関の向きなどの組み合わせで多くのプランがあり、Hさんの土地にぴったりのものを提案してくれた。モデルハウスとは違う間取りであったが、逆に狭小プランならではの良さもあり建築を決意し、夢を叶えることが出来た。黒いガルバリウムの外壁、青空に映えるダイナミックな片流れ屋根、木質感あふれるウッドデッキ、と誂えたように土地に佇むその外観は、注文住宅かと思うほどだ。ポイントとなる可愛らしい黄色いポストは、奥様のセンスが窺える。限られた土地と規格住宅の中で、家中にHさんのこだわりを散りばめた。観葉植物と相性の良い黄色のアイテムが散りばめられた室内、Hさん自ら選んだ各部屋の個性的な照明たち、2階のフリースペース奥の秘密基地への遊び心のあるスライドシェルフ、塗装していないナチュラルな色味の優しい印象の床材や梁など、自分たちの好きな色味やテイストを軸に決めていった。「諦めかけていた家づくりがこんなにも大満足な家づくりになるなんて、夢が叶って本当に嬉しいです!」と幸せいっぱいの住まいとなった