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WEBマガジン

家づくりのこと

【家づくりコラム】「使いにくい」収納と「使いやすい」収納。―第二話―

・・第一話からの続き。
前記事「【家づくりコラム】「使いにくい」収納と「使いやすい」収納。―第一話―」


さて、第一話に続き、第二話では具体的な「使える収納」のお話です。

ここで具体的に、真上から見た平面で捉えた形で、事例を紹介していこうと思います。


通り抜けができる収納に切り替えると??




例えば、このような形で、ウォーキングクローゼットの収納で挟み込むような形のプランニング。

まだまだ馴染みが薄いと思われるこの収納パターン。

この収納設計を実現するには、間取りと干渉する関係上、早い段階で設計士と打ち合わせをしていないとなかなかはめることが出来ない収納・・

間取りが決まる前段階で打ち合わせができるように、段取りを進めていく必要がある収納パターンですね。


使われ方としてあるのは、2つの部屋を繋ぐような形でウォーキングクローゼットが配置されるものですね。

前記事でも触れましたが、この収納プランは、収納が両側にある分、各収納の奥行きを浅めに設計してあるので「奥にあるものが取り出しづらい&届かない」なんていう収納のデメリットがありません。


そして、何より開放感は想像以上に使いやすい気分にさせてくれるはず。

動線で考えると「通り抜け」ができるので、ドアを開放するとウォーキングクローゼット特有の「閉鎖感」もなく、オープンな感じで気持ち的にも少し明るくなりますね。

収納からモノを出し入れするのが億劫だなぁという気持ちも、少し和らぐことでしょう♪


そして、この形であれば、デッドスペースも生まれにくいですね。

奥行きが浅いので、置くものは多少制限があるやも知れませんが、第一話で書いたような縦横の配列によるデッドスペースはこの形なら解消できるはず。気持ちよく使えますね。



挟み込む収納に切り替えると??



これは、奥行きのある収納でデッドスペースになりがちな奥の収納スペースを、反対側から開くようにした収納プラン。

そうすることで、奥のモノの取り出しづらさ(デメリット)は解消できますね。


よく使われる収納スペースの使い方として「衣替え」という言葉は皆さん聞きなれていらっしゃると思います。

例えば、春~夏にかけては春・夏モノの服が前面に出され、秋冬モノが収納の奥にある・・という形。

逆に、秋~冬にかけては、収納物の前後を逆にして、秋冬モノを前面に出すといったものですね。

この収納パターンは、あるあるですね。


ですが、この衣替えの大変さも、この挟み込む収納であれば、大きな衣替えは必要なくなります。


取り出す扉さえ変えれば、簡単に季節に合ったモノが取り出せる。

冬場なのに急に暑くなったり、夏場なのに急に寒くなったり・・なんて時でも、すぐに取り出せる臨機応変な収納はほんと使えると思います。


そして、見方を変えればこれは、前述の通り抜けの収納を挟み込んで合体させたもの。

この通り抜けの収納では唯一、「奥行きが浅い」ことで奥行きのある荷物を入れにくいのが残念ポイント。


が、しかし。

この挟み込み収納であれば、奥行きがある荷物も置くことが出来ます。

この収納を配置する間取りによって、用途は変わってくると思いますが、ぜひ、採用して頂きたい収納術のひとつです。



廊下に沿わせた収納プランとは??





一般的な収納プランニングは、ウォーキングクローゼットなどの収納の単独の部屋を作ったり、部屋に「付随する」形で収納を作ることが多いですね。


この収納プランニングは、なんと「廊下に沿わせる」という形の収納パターン。

廊下って、ただ部屋と部屋を繋ぐぐらいの意味合いしかないことが多く、またゴチャゴチャ感が嫌だからと、あまり手を加えないことがほとんど。

それを思い切って、廊下に作ってしまおう!という収納プランニングですね。

家づくりの収納計画は、意外と難しく、収納空間をどこに作ろうか?と悩むこともしばしば・・だからこそ、廊下のスペース使っちゃおうということです。


このパターンだと、廊下の長さという特徴を生かして、しっかる間口のある&奥行きの浅い「取り出しやすい」収納プランニングがし易い。

そして、扉をつけず、本などのインテリアになりそうなものを収納して「魅せる」収納へ変えることだって可能。


家づくりの設計プランニングを進めていく上で、収納量や収納場所に困ったなら、この廊下に沿った収納も検討して頂けたらと思います。


色々と収納パターンをご紹介させて頂きました。

皆さんのライフスタイルに合わせた収納術が実現できるように、ぜひご活用くださいませ!


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