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WEBマガジン

コラム|暮らしのデザイン

コロナショックで、住宅ローン金利はどう動く?



新型コロナウィルス感染拡大による影響はさまざまなところで出てきていますね。

とにかく外出しない・集まってはいけないなど、自粛する流れが日に日に濃くなり、そして各県で出される緊急事態宣言・・。

リモートワークを強制的に導入する企業もかなり増え、以前に書いた職住融合な環境に身を置く人がすごく増えていますね。


そして、その影響は飲食店を中心とした色んな事業者に及んでいます。

さまざまな経済活動を抑える形となった今、売上げ縮小となる企業・事業者が増えて、雇う側も雇われる側も、スピーディーな救済が必要となっていて、今は銀行をはじめとした金融機関がすごく慌ただしくなっています。


ここでは、家づくりをお考えの方が、数年続くと言われるコロナ騒ぎによって、住宅ローン金利で実際にどんな影響を受けそうなのか、、を、ファイナンシャルプランナーのshigeoが過去の流れから、これからのことを予想してみようと思います。

あくまで、過去の流れを踏まえた分析であり私の個人的な予想ですのであしからず。。



世の中の景気と住宅ローン金利の関係とは??


住宅ローンと言えば、変動金利や固定金利などの金利プランを選ぶことはすごく重要ですね。

この変動金利や短期の固定金利の決定には、「短期プライムレート」が大きくかかわります。


短期プライムレートとは、金融機関が優良な大企業に短期融資する時の最優遇金利のこと。

この金利には、政策金利というものが大きく関わっていて、これは日本銀行が決定をします。

それは何を目安に決定するのか?というと、「世の中の景気と出回るお金の量」です。


景気が悪くなれば、世の中のお金が少なくなり、また回らなくなるので、政策金利を下げて「お金を借りやすい」状況をつくり、個人や企業へどんどんとお金を貸出しして、世の中のお金を増やすような状況をつくることで、景気を上向かせます。


ゆえに、景気が悪くなることで、政策金利が下がり、短期プライムレートが低くなることで変動金利や短期固定金利が下がるということで、これらが住宅ローン金利に直結するということですね。



では、10年以上の長期固定金利や全期間固定金利などは、どうなるのでしょうか?

これには、10年国債利回りなどの長期金利が大きく関係していて、前述よりももっと長い目でみた景気予想によって変わると言えます。


なので、世の中の景気と住宅ローン金利の関係性で言えば、「今の景気」によって変動金利や短期固定金利が決まり、「これからの景気」によって10年以上の長期固定金利や全期間固定金利が見えてくるといったところです。




リーマンショック並みと言われるコロナショックの影響とは?


ここ数十年の間で起きた、大きな経済的ダメージと言えば、2008年のリーマンショックだと思います。

アメリカのリーマンブラザーズの金融機関の破綻によって、世界的な経済恐慌へと陥りました。

今回のコロナショックは、リーマンショック並みかそれ以上・・と言われるほどの経済へのダメージが大きいと言われているので、まずは、リーマンショックが起きた時とその後の金利の推移を見てみましょう。


今回は、フラット35の金利推移を参考にします。

※フラット35とは、民間の金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供している全期間固定型の金利プランの住宅ローンを指します。





※出典:住宅金融支援機構


リーマンショックの引き金であるリーマンブラザーズ破綻が2008年9月。

この時期の日本は、デフレ脱却を目指して政策金利を下げていましたので、金利が低い水準で推移していました。

多少の上下はしつつも、その低い状況の金利からさらに徐々に下がっていることが分かるかと思います。

そして、当時の最低金利が2.76%だったものが、5年後の2013年9月には1.94%、8年後の2016年9月には1.02%まで下がりました。


このグラフを見ていただくと、景気の良しあしと金利推移が連動しつつ、どう動いているのかが肌感で分かるかと思います。

今、コロナウィルスの影響によって、街のインフラ的な店舗は自粛をして経済が縮小しており、世の中のお金が回らない状況になっています。

さらには、コロナウィルスのワクチンの生成に数年かかるとも言われており、これからの経済の回復の兆しや見通しもまだたっていない。。

ということは、まだ沈みがちな景気が続くことが予想されるので、低金利時代がまだまだながく続くのでは?という目論見がたつかと思います。

どんどんと行われる政策にアンテナを張りつつ、先読みした考え方が大事になってきますね。

それに、アフターコロナではなく、ウィズコロナだと言われたりもするほど、ながくこのウィルスと付き合っていくことを前提に、身の回りの色々なことを考えていく必要もありそうです。


というわけで、景気と金利の関係を書かせて頂きました。

これからも世の中の動きに合わせて、私たちにかかわってくるであろう記事を書いていきますので、少しでも皆さんのお役に立てたら幸いです。


デザイン工務店 編集部


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